松島小学校 愛校歌
                       楠本謹八 作

   洋々寄せてつくるなき
    うしをの音の明け暮れに
    久遠の昔今もなお
    正しく強く朗らかに
    自主に行き抜く人を待つ

    磯の香高し丘陵の
    地の利を占めてそびえたる
    雄々しく高きまなびやは
    社会にいでて雨風に
    おとらず負けず育ちゆく
    勤めてはげむ人の住む

    紫の雲たなびけば
    夕陽に美まし遠見岳
    千古の姿そのままに
    物学ぶ子のあこがれぞ
    高嶺の花を手折るまで
    つとめを果す人となれ