お水取りで有名な奈良東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は毎年3月1日から14日まで行われます。
お水取りのクライマックスの12日と土日は大変な人出ということで、5日(金)に行ってみました。
有名なお松明(たいまつ)は毎日午後7時から行われています。
東大寺二月堂の場所は右をクリックして下さい。 ⇒
東大寺の入口にある国宝の南大門。迫力があります。高さ25m。
南大門をくぐると東大寺大仏殿が見えてきます。
南大門の左右にある木造金剛力士像(国宝)も迫力があります。
大仏殿の東約400mにある二月堂です。小高い山にあります。
二月堂からは奈良の街が一望できます。中央の屋根は東大寺金堂の大仏殿です。
これからは、初めて見た修二会の様子です。
そのいわれや解説は他のHPを参照して下さい。3つだけ紹介します。
お昼頃に行われる食堂作法(じきどうさほう)。
11名の練行衆は1日1食しか食事ができない。
一汁一菜で皆のための祈りを捧げつつ無言で食事をする。
昼ご飯をとると、一日の行が終わるまで水一滴すら飲めない。
食堂退出の際、懐紙に包んだご飯を向かいの若狭井の屋根に投げ、
生飯(さば)として鳥たちに分け与えられる。生飯(さば)投げといいます。
お松明(たいまつ)のある二月堂正面。火の粉をあびるには柵の中へ。
二月堂へお松明が昇る階段 |
二月堂からは奈良の街が一望できる |
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二月堂でおみくじを売る81歳のおばあさん |
出番を待つお松明10本、竹の上に松の葉をくくっています。
二月堂へお松明が駆け昇る階段。
午後7時、お松明登場。
松明を廻すと火の粉が雨のように舞います。
二月堂の上にはまあるいお月さんが。
いいお天気の夜でした。